2018年秋冬はティールブルーに注目!

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2018-05-17 00:00:00

2018年秋冬の展示会を回っていると、いろんなブランド、
とくにファッションとしてのランジェリーを意識しているブランドに
多く見られる色があることに気付きました。
それは、ティールブルー。「ティール(teel)」とは小鴨のこと。
この小鴨の羽根の色のような濃いめの青緑色です。
ティールグリーンという色もあり、こちらはティールブルーよりグリーンが少し濃いめ。
どちらも、この青と緑の間のなんともニュアンスのある深みのある色です。
最初に『ランジェリーク』。リバーレース繊細さが、この色の奥行きをさらに深めているような印象。
肌に重ねると、さらにこの色の魅力が引き立つようです。
『トリンプ』は、次世代ノンワイヤーブラジャーと位置づける「NEO NON WIRE(ネオノンワイヤー)」で、この色を展開。
『トリンプ』は、ますます人気が高まるコンフォートブラジャーに、新たなトレンドを生み出すシリーズとして、10月上旬より販売していくそうです。
ラヴィアドゥによる『ドメスティックアンダー』は、人気のフラワーギュピールシリーズで。濃色&ギュピールレースとなると、重くなりそうですが、小花のモチーフで軽やかに仕上がっているのが新鮮でした。
『シュット!インティメイツ』の展示会では、2018年秋冬商品をカラーごとに展示してあったのですが、そのうちの一色がこの色。
シーズンを通し、コレクションをまたいで展開されるのですね。
『アキコオガワ ランジェリー』では、この色を“ビリジアン”と呼び、シーズンのキーカラーになっていました。総レースのスカートが美しいこと! 少し明るめのビリジアンと黒の色合わせは、とても艶やかです。
ワンピースやコンビネゾンなどの部屋着でティールブルーを展開していたのは『スキンアウェア』。素材はオーガニックコットンのライトベロア。
さすが、ファッション誌でも人気のブランド。
そのまま街着にも活躍しそうな、おしゃれなデザインです!ワンピースやコンビネゾンなどの部屋着でティールブルーを展開していたのは『スキンアウェア』。素材はオーガニックコットンのライトベロア。
さすが、ファッション誌でも人気のブランド。
そのまま街着にも活躍しそうな、おしゃれなデザインです!
もちろん、ティールブルーの人気は日本だけではありません。
こちらは、イタリアの老舗ブランド『エクセリア』のナイティ。
シンプルなデザインですが、イタリアらしいセクシーなエレガンスが漂います。
最後は、スペイン バルセロナのブランド『リトラッティ』。
このブランドのファッション性の高さは、ヨーロッパでも注目の的ですが、トレンドである光る素材とのコーディネートはさすがです!
このように、同じような色でもブランドによって、その表情はさまざま。
「緑色」の下着は売れないと言われた時代もあったようですが、ファッションとランジェリーの垣根がどんどんなくなっている今、下着の色に対する概念も、大きく変わってきているのかもしれません。