そして今年に入り、女性起業家が続々と経血吸収型サニタリーショーツを発表しています。
まずは、美容家であり起業家である山本未奈子さんが立ち上げた「Bé-A(ベア)」。
「Bé-A シグネチャー ショーツ」はタンポン12本分(約120mL)の吸収量を誇り、生理2日目の経血量が多い日でも、ナプキンやタンポンなしで過ごせるそうです。
6月1日よりクラウドファンディングで先行予約販売がスタートしたのですが、7月1日の時点で、目標金額100万円の7倍を超える71,289,312円の支援が集まり、この分野への期待の高さが伺えます。
7月30日からはオフィシャルオンラインストアにて一般販売が開始されます(6900円)。
https://www.withbe-a.com
5月28日に発売されたのは、女性エンパワーメントメディア『BLAST』の石井リナさんによる「Nagi(ナギ)」。
下記は彼女のこの商品に対するメッセージです。
「女性をエンパワーする上で、私たちにとって身近だけれど、まだまだ選択肢が少なくポジティブではない問題に向き合いたいと思いました。
生理もまさにそのひとつだと思います。もっと快適に、生理とうまくつきあう方法がきっとある、そんな思いからこの下着は生まれました。
150人の女性たちの声を聞き、約1年半の開発期間を経て、できあがった1枚です」「自分の身体をコントロールすることは、自分の人生をコントロールすること」とのメッセージがとても力強く感じます。
商品は股上の深さ別に、Standard(5,400円)、Slim(5,250円)、Full(5,800円)の3タイプ。
紙だけで作られたおしゃれなパッケージで、ギフトにも良さそうです。
https://nagi-jp.com
最後に紹介するのは、ファーストサニタリーにもおすすめの「Girls Leap(ガールズリープ)」。
レディスインナーウエアのバイイング経験もある宮口真由美さんによるブランドです。
共学の学校で「生理用品を出す時のコソコソ・ドキドキから女の子を守りたい」そんな思いから生まれたブランドで、ジュニア用サイズも用意されています。
こちらも3月5日から4月27日までクラウドファンディングを行い、100万円の目標金額を見事達成! 8月よりオフィシャルオンラインストアにて各3,900円で発売予定です。
https://www.girls-leap.com
上記以外に、寺尾彩加さんによる「Period.(ピリオド)」も1月に本格デビューしています。
こちらも昨年クラウドファンディングで資金を調達したとのこと。
すでに昨年12月には支援者に商品発送しているそうなので、先駆け的な存在ですね。
https://period-tokyo.com
最近は、女性の心や体の健康をケアする様々なサービスや商品が「フェムテック」と呼ばれ、注目されています。
そもそもランジェリーは、女性が日々を快適に健やかに過ごすためのサポートとなるもの。
それを考えると、元祖フェムテックといえるかもしれませんね。