時代はボディポジティブ!
「スロギー」は丸山桂里奈、「デイト」は吉田沙保里を起用

テーマ:ブログ

2019-07-17 00:00:00

先日、トリンプ・インターナショナル・ジャパン(以下、トリンプ)とワコールという、大手下着メーカー2社が、元アスリートをモデルに起用することを発表しました。
トリンプが展開する「スロギー」がブランドアンバサダーに起用したのは、元サッカー日本女子代表選手、丸山桂里奈さん。
彼女は、2011年に開催された第6回女子ワールドカップの優勝メンバーだった事を記憶の方も多いかと思います。
一方、ワコールが「デイト」のモデルとして起用したのは、レスリング女子金メダリストの吉田沙保里さん。世界大会16連覇をはじめ、その輝かしい成績はみなさんご存知ですよね。
お二方とも、現在はバラエティ番組などで大活躍ですが、トークでも元トップアスリートならではの勘の鋭さ、気転の速さを感じることも少なくありません。

その、丸山桂里奈さんの「スロギー」ブランドアンバサダー就任発表会に潜入できましたので、詳しくリポートしたいと思います。
まずは、中井直スロギー事業本部長の挨拶から。
「スロギー」は1979年にヨーロッパで”もっとも快適なショーツ”ブランドとして誕生した事、2013年に日本独自で開発した「スロギー ゼロフィール」が発売され、シリーズ累計620万枚の大ヒット商品となった事、今後は多様化するニーズに応えていくことがブランドミッションである事などが語られました。

続いて、同商品の生みの親とでもいうべき、河野智美スロギー事業部プロダクト&マーチヤンダイジング部マネージャーが登壇。
「スロギー ゼロ フィール」開発の経緯や新製品である「スロギー ゼロ フィール ソフト ブラ」の開発ポイントを紹介。
同製品は「(楽な着け心地でも)ブラジャーのようなきちんと感が欲しい」「見た目もブラジャーのような物が欲しい」などのお客様の声に応えた物で、1枚の生地でありながら、部分的に伸縮性を変えたパワーマッピング設計を採用した事などが説明されました。
「シンプルだからこそ、技術がないとお客様に納得してもらえない」との言葉に製品に対する自信が感じられました。

そして、いよいよ丸山桂里奈さんがステージに登場。
モデルのようにランウェイをウォーキングしての登場はとても堂々として華やか。
最後は元アスリートらしく、気合いの入ったポージング。
その着け心地は「まるで着けていないかのような感覚。現役の時に知っていたら、もっといいプレーができたのに」とのこと。
その後、イメージビジュアルが発表され「私じゃないと思ってしまうくらい、素晴らしい出来」と感想が語られました。

応援に駆けつけた、スピードワゴンの小沢一敬さんも登場し、楽しいトークセッションが繰り広げられました。
お二人は普段から仲良しのようで、お仕事の時は丸山桂里奈さんがいつもお菓子を差し入れされる事など、楽屋話を披露。
タレントさんが登場する発表会の時は、ワイドショーなどでよく見るリポーターの方がマイクを向け、それをカメラが囲む”囲み取材”があるのですが、その時も終始、和やかで笑いが絶えないようでした。

今回、トリンプとワコールが揃って、元アスリートを起用したのには、国内外で広がる“ボディポジティブ”の流れを感じます。
誰もが羨むような、痩せていて顔が小さいモデル体型だけが美しいのではなく、美しさのあり方は様々。
ありのままの自身の体を愛する事こそ素敵、という“ボディポジティブ”の考えは大いに共感できますよね。
丸山桂里奈さんや吉田沙保里さんのように、世界で戦ってきた女性が下着モデルになり、自信に満ちた表情でカメラの前に立つ。その凛々しい姿は本当に素敵!
メイキング映像はこちらで観ることができますので、チェックしてみてはいかがですか?
「スロギー」丸山桂里奈さん https://www.youtube.com/watch?v=6SxlcQYZUSE 「デイト」吉田沙保里さん https://www.youtube.com/watch?v=U_BqY_oKcxs! (画像提供/トリンプ・インターナショナル・ジャパン)