「パリ国際ランジェリー展」を
写真と共に徹底ガイド

テーマ:ブログ

2019-02-19 00:00:00

ランジェリー業界で働く方やランジェリーに興味がある方なら、「パリ国際ランジェリー展」の名はお聞きになったことがあるかと思いますが、どんな様子なのか「?」な方もいらっしゃるかも。
ちょうど、プレス用公式写真が届きましたので、その写真と共に詳しくご紹介したいと思います。

会場は、パリ北西15区にあるポルト・ド・ベルサイユ見本市会場ホール1。
メトロの最寄り駅は12号線のPORTE DE VERSALLES。
ここは、とても大きな見本市会場で、東京ビックサイトのような感じ。
同会場で「WHO’S NEXT」などファッションの見本市が同時開催されています。

手荷検査を終えたあとは、エントランスへ。
世界中から集まった来場者で、とくに初日の朝は大混雑。
来場される方は、HP(https://saloninternationaldelalingerie.com/?noredirect=en_US)から事前登録した方がスムーズです。
もちろん、日本からの来場者も多く、国別来場者ランキングでは今年、ヨーロッパ勢に次いで9位。
パリでの開催ですが、フランス国内からの来場者は36&で、64%は海外からの来場者が占めます。
今展では、入り口にこんなフォトスペースが設けられ、ここで撮影してインスタグラム(#saloninternationaldelalingerie)に投稿している人も多く見られました。
会場には35カ国から約400のブランドが出展し、スタンドを並べています。
多くはオープンでだれでも見られますが、AUBADE、LISE CHARMEL、SIMONE PERELEなとの大御所ブランドは、入り口に受付があり、アポがある人しか入れません。

また、会場の一角には、トレンドフォーラムがあり、ここはシーズントレンドや売場の提案のヒントが色々。
ディスプレイの仕方など、とても勉強になります。
そして、コンファレンスルームでは数々のセミナーが開催されます。
Nelly RODIやCARLIN、PROMOSTYLなどトレンド情報会社のセミナーのほか、素材や市場に関するセミナーなど内容も多彩。
基本的に英語とフランス語のみになりますが、語学が堪能な方にはおすすめです。
そして、一番の見所は毎日催される華やかな3つのランジェリーショー。
今展では、午前中のショーが「DREAMLAND」、午後のショーが「KAREIDOSCOPE」というテーマ。
それぞれ登場するブランドも演出も異なるので、両方とも必見。
これは「DREAMLAND」のフィナーレ。
日本ではなかなか見られない華やかさですね。
ショーが終わったあと、羽根が残ったステージの前で私も記念にパチリ(笑)
もうひとつは「THE SELECTION」というテーマで個性あるブランドを集めたショー。先の2つのような派手な演出はありませんが、これを見るとトレンドがわかるので、私は一番楽しみにしています。
そして、この「THE SELECTION」のショーの最後には、その年のデザイナー・オブ・ザ・イヤーが登場します。
今年はしChantelle、Pasionata、Chantal Thomass 、Femiletを擁するCLグループが受賞。フィナーレを華やかに飾りました。
この「パリ国際ランジェリー展」と同時開催されているのが、下着や水着の素材・資材の見本市「アンテルフィリエール」。
もちろんプロフェッショナルが商談する場なのですが、この中のトレンドフォーラムは要チェック!
「パリ国際ランジェリー展」の製品より半年先、つまり今展では2020年春夏の素材・色が発表されたため、キーワードと素材を見るだけで、今後の方向性が掴め、色々なヒントが得られます。
いかがですか?
興味を持たれた方は、フリージャーナリスト武田尚子さんを講師に迎えたセミナーで同展のトレンドが詳しく紹介されますので、ぜひご参加を!
2019年2月27日(水)14:00〜15:30 大阪産業創造館
2019年3月7日(木)11:00〜12:30 文京シビックセンター
詳細は、トップページ(http://www.nbf.or.jp/index.html)のNews&Topics欄をご覧ください。