おうち時間を有意義に楽しむ、おすすめ下着コラム&ブック
テーマ:ブログ
2021-01-18 00:00:00
緊急事態宣言が11都道府県に発令され(2021年1月18日現在)、おうち時間がまだまだ続きそうです。
花を愛でる頃には少しでも落ち着くように、今は我慢のSTAY HOMEですね。
私はたっぷりあるおうち時間を有意義に楽しみたいと思い、ネットの読み物で下着の情報を集めたり、書籍で歴史を学んだりしています。
今回はその中からおすすめのものをいくつかご紹介したいと思います。
次に日本のランジェリーの歴史を勉強したいという方におすすめの3冊です。いずれもAmazonで購入可能なので、興味がある方はチェックしてみてください。
『ブラジャーで勲章をもらった男』西田清美著(集英社)
「キッドブルー」「ランジェリーク」など自社ブランドを成功に導いたカドリールニシダの西田清美会長による、「長時間つけても苦しくない」ブラ作りに奔走した50年を綴った自叙伝。
『女性を創造する ワコール物語』立石泰則著(講談社)
ワコールの創業から東南アジア進出、アメリカで成功するまでの苦闘のドラマを関係者の証言で構成した書籍。日本における洋装下着の黎明期が詳しく著されています。
『新装版 鴨居羊子とその時代 下着を変えた女』武田尚子著(平凡社)
昭和30年代に髪を栗色に染め、前代未聞のファッショナブルな下着を提案し、アーティストとしても活躍した鴨居羊子。その生涯を綴った評伝。
下着にまつわる心理を説いたり、データを集めたりした書籍も非常に興味深く、下着に対する新たな視点や役割に気付かされることも少なくありません。
『下着の社会心理学 洋服の下のファッション感覚』菅原健介+cocoros研究会著(朝日新聞出版)
女性は年齢にかかわらず、外から見えない下着になぜこうもこだわるのか、長年にわたるワコールとの共同調査でわかったその深層心理を分析した書籍。
『ブラパン100 聞きたくても聞けない 下着のホンネ』株式会社ワコール著(ビー・エヌ・エヌ新社)
2009年から続く、ワコールwebサイトの人気コーナー「ブラパン! みんなの下着白書。」をまとめた一冊。ブラとパンツにまつわる素朴な100の問いへの回答から、下着に対する「ホンネ」と「ふつう」が浮かび上がります。
これらの本を読んだ後は、同じ下着なのに今までと少し違って見えるようで不思議。スマホでSNSをチェックするのも情報収集には良いですが、時には人の書いた文章にじっくり触れたり歴史を学んだりするのも、下着の楽しみ方のひとつですね。