ニューノーマル時代の冬
大手ブランドのあったか肌着をチェック!

テーマ:ブログ

2020-11-14 00:00:00

立冬が過ぎたら急に朝晩肌寒く感じるようになりました。
ニューノーマル時代の冬となり、あったか肌着の選び方にも何かしらの変化があるのでしょうか。
通勤や外出の回数も減る中、それほど防寒は必要ないかと思っていましたが、室内でも換気を行うために窓を開ける時間や回数が増える事を予想すると、十分な寒さ対策も必要と感じたり。
なかなか判断が難しいところです。
そこで今回は大手ブランドの新商品情報を中心に、今冬のあったか肌着を紹介したいと思います。

まずは「インナーレイヤリング」を提案するグンゼから。
「インナーレイヤリング」とは「秋だから薄手、冬だから厚手」という季節でインナーを選ぶのではなく、気温やシーン、アウターとのコーディネートに合わせてインナーを選んだり、インナー同士を組み合わせたりする防寒対策のこと。
体温調整が必須のアウトドアファッションではよく使われる言葉ですね。
グンゼが行った調査では、衣類による防寒対策の悩みの1位は、女性は「着ぶくれ」、男性は「着込むことによる動きにくさ」だと判明。
また若い男性の2人に1人がインナーの重ね着を実践している事がわかったそうです。
同じく女性も2人に1人がインナーの重ね着を実践しており、さらに長袖、5分袖・7分袖、半袖とトップの袖丈も細かく対応し、ボトムにも工夫するなど、様々なアイテムを活用しながら寒さ対策を行っている事が浮き彫りに。
そのような結果を踏まえ、グンゼはスマートで快適に冬を乗り切る「インナーレイヤリング」をメンズインナー、レディースインナーそれぞれで提案するに至ったというわけです。
次はワコール。
ワコールは再生コラーゲン繊維「LuxaireTM」を使用した保温性インナー 「スゴ衣 肌美スト HOT」(9分袖・スクエアネック 4600円)を10月に発売しました。
「スゴ衣 肌美スト HOT」に使用している再生コラーゲン繊維「LuxaireTM」は、天然繊維の綿と比べて、水分率が約 2.5 倍で暖かくしっとりとした肌触りが特長。
保温性インナーに使用するのは、ワコールが初めてとの事だそうです。
ワコールが行った「身体や女性特有の悩み」に関するアンケート(*)によると、最も気になっている事として「肌の乾燥・うるおい低下(身体全体)」が41%もあった事が開発背景にあるそうです。
悩みをテクノロジーで解決する嬉しい商品ですね。
*調査機関:株式会社ワコール 調査時期:2019年6月 調査対象:20代~60代の女性 調査人数:3,050名 調査方法:インターネット調査

トリンプ・インターナショナル・ジャパンは今年の冬、人気のラインナップにエレガントなカラーをプラス。
吸湿発熱性のある素材を使用し、通気性をアップしてムレを軽減する「薄い生地でもあったか」シリーズ(2,700〜3,600円)には、エレガントなブルーとラベンダーが加わりました。
肌側は綿100%でソフトな着心地が人気の「肌あたりよくあったか (肌側綿100%)」シリーズ(1,800〜3,500円)にはローズが登場。
レーヨン混素材を微起毛加工し、なめらか&ソフトな肌触りに仕上げた「肌あたりよくあったか (ふんわり起毛)」シリーズ(3,300〜3,800円)の新色はバーガンディ。
上記以外に、綿レーヨン素材で肌触りが柔らかく、脇継ぎが入っていないフラット仕上げのアウターにひびきにくい「肌あたりよくあったか (アウターにひびきにくい)」シリーズが新登場(2,900〜3,800円)しています。
淡い色のハイゲージニットなどは意外に肌着のラインがひびいてしまい、せっかくのお洒落がイメージダウンしてしまう事も。
そんな時にフラット仕上げの肌着は便利ですよね。

日本の素材メーカーのテクノロジーは世界が認めるところですが、お客様のニーズに応えようとする気持ちから生まれる細かく丁寧な仕様が、より完成度を高めているのでしょうね。
例年より寒くなるのが早く感じる今年の11月。
ファッションやライフスタイルに合う肌着を見つけてくださいね。